オーツホーンの偉人 : 2008.07.03 Thursday

   
ちょっと前の話。

南アフリカはオーツホーン。 その昔、ダチョウ産業で栄えた町で、今でも大きなダチョウ園が近郊にいくつもある。 「オーツホーンではダチョウに乗って走れる」と知ってから、この町でダチョウに乗ることが旅の目的のひとつになった。 "2本足で歩くダチョウにどうやって乗るのか"、"どのくらいの速さで走るのか"、"止まる時はどうするのか"などと興味は膨らむ一方。

そんなダチョウについに乗る日がやってきた!

自分の背丈よりも高いダチョウに跨り、振り落とされないように両方の羽をしっかりと掴んで柵の中を駆け周った。補助の2人がそれぞれ片羽を持って併走したけれど、僕は確かに、憧れのダチョウに乗ってアフリカの大地を走ったんだ!

羽を通して伝わる体温がとても暖かかった。

と、そんなオーツホーンで、この"ダチョウ乗り"よりも思い出深いことがありました。

それはオーツホーンの Pick'n Pay というスーパーマーケットでの出来事。

駐車場に車を止め、スーパーに入る途中、どこからともなく山羊の鳴き声が。
「おや?」と思いあたりを見回すも山羊は見当たらない。
いつの間にかニワトリが近づいてきて「コッコッコ」と、どうやら車の向こうに居るようだ。
「さすがはアフリカ、こんなアスファルトのだだっ広い駐車場にも家畜だよ。」
と思った矢先に、今度は牛!
「え!?」と思い、再度キョロキョロするも何も見当たらない。

強い日差しの照りつける駐車場は熱されたアスファルトから昇る陽炎で揺れていた。

って、その犯人はこれだ!

映像:オーツホーンの偉人(左クリック!)
※仕事中の方などはヘッドフォン使用、又は音声を下げて観てください。

彼は駐車場に散らばるスーパーの買い物カートを片付ける仕事をしている。
カートを集めては、スーパーの入口に戻すのが彼の仕事。

ひたすらカートを押しつつ動物のモノマネをやっている。
何もないアスファルトの駐車場が彼のお陰で動物達の広場となる。

時に白人達からモノマネに対してのチップを貰うのが彼の作戦なのかも知れないが、皆が彼のモノマネにキョロキョロし、彼を見つけた途端に微笑んでいる。

周りの人々全員を楽しくさせる彼は、とても素敵な仕事をしていると思った。

オーツホーンの偉人、Mr.William (我々はMr.Animalと勝手に命名)

今日も彼は照りつける太陽の下、Pick'n Payの駐車場で動物達を散歩させている。

いつの日か「さんまのからくりTV」にでも出演してもらいたいものだ。

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コメント
>>tomokoさん
Mr.Williamは天才だと思います。
アフリカの中でも最高の動物に出会えました。笑

>>田形さん
もちろんチップを渡して撮影させてもらったんです。
いろいろやってとリクエストして。
海外旅行、若さを維持ですか?
旅に出てから髪の毛がドンドン薄くなっている気が。。。笑
平和ボケでもなんでも、平和が一番です。
日本万歳!!!
  • けんぽこ
  • 2008/07/09 6:13 AM
オーツホーンの偉人,面白いですね。誰もいない,朝の職場で見させてもらいました。ところで,けんぽこさんは,彼にチップをあげたのですか?

ベイルートは,雰囲気よくなさそうですね。平和な日本にいると,ものを買うにも,道を歩くにも,注意する必要があった旅行時のことが,懐かしく思えます。でも,海外旅行は,内面から刺激されて,若さを維持するにはいいらしいですよ。日本は,平和すぎて,ちょっとボケちゃうかも。

サナアで一緒だったtomokoです。
楽しく旅行を続けてるようで、なによりです。

Mr Williamすごい上手いですね〜 うけました:)
  • tomoko
  • 2008/07/04 5:38 PM
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