ミャンマーの影 : 2007.04.29 Sunday

   
微笑みの国ミャンマー、その人々の微笑みの裏の苦い顔を今回の旅で教えてもらったので、そのメモ。
今回は、ちょっとマジメなお話です。

ミャンマーには日本より高いものが2つある。
ひとつは車で、もうひとつが携帯電話。
どちらも軍の方針により、値段が高騰しているらしい。

車は、ミャンマー政府が中古車の輸入を禁止しているため、20年前の超ボロボロのドアもマトモに閉まらないような車が200万円以上するとのこと。
新車を買う場合は、その車と同じ車を2台、軍に献上する事を条件に許可が出るという有り様。しかもそこそこの高級車以外は許可が出ないらしい。
つまりは、同じ自動車を3台買う必要がある。1台だけが自分の車で献上した車は軍の上層部が乗るらしく、単なる私利私欲なだけ。

新車はお金がかかりすぎるので中古車の値段も上がっていくという事です。そして、軍の連中は新しい車が手に入ったら、今乗っている車を超高額で売りさばくとのこと。

携帯電話は、抽選制で、当選者のみ買う権利がもらえるらしい。
その時の値段は500ドル程度。この程度なら理解できる。
しかし、ここからが腐ってます。
携帯会社は国が運営しており、当選するのは軍の人間ばかり。
一般にはナカナカ流れないらしく、一般に流れた権利は転売で高値が付き一台につき3000ドル以上するらしい。
携帯一台に35万円以上。
本当かどうかは分からないけど、その権利を流すのも軍の人間との話でした。

これは分かり易い一部の例で、もっといろんな事がミャンマーの人々を苦しめている。

あちこちに秘密警察がいて、飲み屋等で軍の批判でもしようものなら即逮捕らしい。
交通事故で人を引き殺してもお金で解決できる(罪にならない)国なのに、軍の批判はお金を出しても許されない。

こんな政府の連中に、国を良くする考えがあるのか疑問に思う。

ミャンマーの人々は皆、政府に不満を持っているけれども、逮捕されるのが怖く何もできない。

ある人が「貧しいのは仕方ないけれど、理不尽に貧乏を強要されるのはウンザリ」というような事を語ってくれた。

ウワベの事しか知らないけれど、現状のままではミャンマーの発展は時間がかかると思う。

世界中に似たような国は沢山あるだろう。
一日も早くこのような国々がもっと生活し易くなる様に心から祈ります。

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